家庭の医学?  終わり

近藤 誠氏
フーチ 90%

インスリンなどクスリで血糖値を下げるとボケ症状が出る、というのは本当?
本当です。高齢になってクスリによる低血糖状態が続くと、会話や自発行動が減り、すぐ居眠りする、健志、無関心などボケそっくりの症状が出ますが、これは副作用です。ほかに低血糖発作(突然けいれんや昏睡に陥り、時に死に至る)もこわいです。

・うちで死にたいのですが、最期まで往診に来てくれるお医者さんはいますか?

いま全国に「地域包括支援センター」ができて、在宅ケアについての、さまざまな情報を発信したり、医者を紹介しています。もちろん介護保険も使えるので、ネットで検索したり役所や福祉会館に問い合わせてみてください。ひとり暮らしでも大丈夫です。

・「胃ろう」って悪いことばかりじゃないって本当ですか?

  胃ろうは、おなかに小穴をあけてチューブをつけ、栄養を胃に直接入れる装置。寝たきりで意識もうろうのお年寄りに造ると、そのまま生き続けることになり尊厳にかかわりますが、元気な人が食事を口から摂れなくなった場合は、胃ろうで今まで通り活動しながら、長生きできます。

人間の意識が「物質」をつくる

唯識」の一番のポイントは、人間の意識が「物質」をつくりだしている、というところにあります。
 つまり、物質というのは、それが確固として存在している私たちは思っているけれど、そうではなく、人間の意識がつくりだしている。これが「唯識」の物質というものに対する基本の考え方です。

食物の消化吸収に関わる「消化酵素

単純に食材を口にするだけでは体の中に適切に吸収されることはありません。栄養素の固まりである食べ物を分解して、体に吸収されやすい形にまで細かくする作業が必要です。この作業を触媒しているのが「消化酵素」です。ただし、「消化酵素」とひと言でいっても、すべての栄養素を分解できるわけではありません。栄養素の種類、そして消化器官の種類によって「消化酵素」もさまざまな種類が存在しています。

「消化酵素」は、大きな食物を、腸管から吸収できるような小さな分子に分解する手助けをしています。分解される栄養素の種類によって、大きく「炭水化物分解酵素」「タンパク質分解酵素」「脂肪分解酵素」の3種類に分けられます。

・身体に必要なものに変換する代謝酵素

・エネルギー生産に関わる代謝酵素

代謝の大切な役割の一つは、エネルギーの生産です。体が動くためにはエネルギーが必要です。こうしたエネルギーのやり取りに使われるのが「ATP」。

・タンパク質の合成に関わる代謝酵素ホルモン
・合成に関わる代謝酵素
・解毒や抗酸化に関わる代謝酵素
・神経に関わる代謝酵素

☆身体の消化酵素代謝酵素にEg入れまくる