自然発生的

murakoujin2006-06-14

 雨あがりの朝 (湯の山の渓流・・・)

ダイヤモンドに輝く露

芽にとまって息ずく露

宇宙が写っている露

無数の露が乱舞する

まさに 妖精!

芽の露で宇宙が踊る

赤い芽、紅色の芽

若草色の芽、緑のうずく芽

山やまはゆっくり、のんびり

   初夏だ わくわく




マハラジ

私は在る。

そして、私が在るゆえにすべては在る。

「私は誰か?」という質問に答えはない。

いかなる体験もそれに答えることはできない。

なぜなら、真我は体験を超えているからだ。

 彼の人生の転機となったのだ。グルは彼にマントラと瞑想の指導をした。

修練しはじめたばかりの頃、彼は幻覚を見たり、超越状態に入ることさえあった。

そして、何かが彼のなかで爆発した。

 普遍的意識の誕生とも言える永遠なる生命の感覚を得て、小さな店主というマルティのアイデンティティは消え去り、シュリー・ニサルガダッタが生まれたのだ。

 永遠の生命の探求のために余生を送ろうと、ヒマラヤへの道を裸足で歩いた。

 だが、すぐに彼はそのような探求の無意味さを理解し、踵を返して家へと帰り着いたのだった。彼の理解した永遠の生命とは、見いだされるものではなく、すでに彼が手にしていたものだったのだ。

 「私は身体だ」という観念を超え、彼は無上の至福と平和を得た。

 彼は真我を実現したのだ。