強皮症(全身性進行性硬化症) ・・・・難しい病気ですが、かなり多い。
皮膚が硬くなって、蝋がはりついたようになり、光沢を増す特有の症状がみられる膠原病の一種です。女性に多く発病します。関節や色々な臓器にも炎症や線維が起こります。
【強度症とは】細い血管の障害をともなって、結合組織に炎症や線維化、変性がおこる病気です。もっとも特徴的な症状は皮膚硬化で、病変は関節や消化管、肺、心臓、腎臓などの臓器にも及びます。比較的女性に多く、年齢的には二〇、〜四〇歳代によく発病します。
【原因は】不明ですが、免疫異常、とくに自己免疫が関係しているようです。
【症状は】はじめは、指先の血行が障害されて蒼白、紫色になるレイノー現象や手指の浮腫(むくみ)、関節のこわばり・関節痛などがおこります。皮膚症状は、浮腫から始まり、しだいに皮膚が硬化して、びんとはったようになって光沢を増します。腕や首、顔面、前胸部にあらわれ、背中や腹部に広がります。やがて皮膚は萎縮します。
消化管では、食道と腸の運動機能がおかされて、さまざまな消化器症状があらわれ下痢と便秘が交互におこります。
肺の病変のおもなものは肺線維症で、運動すると呼吸困難になります。また肺動脈もおかされ肺高血圧症がおきやすくなります。
心臓では心筋の線維症がおこり、そのために不整脈や心肥大、心不全をおこすこともあります。
とくに危険なのは腎病変です。乏尿やたんぱく尿、血尿があらわれ、急激な腎不全になることがありますので、早めに対処することがたいせつです。
【診断は】典型的な皮膚硬化があれば容易に診断できます。しかし、初期症状や皮膚症状もさまざまで、ときには皮膚硬化がないか、わずかなまま臓器病変だけが進行することもあります。早期診断が課題ですが、困難なケースもあります。
【治療は】まだ決定的な治療薬はみつかっていません。
対応
膠原病のやり方と同じ。
全身の血液・血管・リンパ・結合組織にEGを入れ、
IgE,G抗体・異常B細胞クローン・免疫複合体・フリーラジカル等
を抜く。又細胞の抗核抗体を抜く。
患部がハッキリしておれば、患部の・・・後は右記と同じ