宇宙には「重力」「電磁力」「強い力」「弱い力」の四つの力があるといわれています。

この四つの力は、作用する物質のあいだをゲージ素粒子が行き交うことによって発生します。ゲージ素粒子には、重力を媒介する「グラビトン」、電磁力を媒介する「フォトン」、強い力を媒介する「グルーオン」、弱い力を媒介する「ウィークボソン」があります。

 近年、この四つの力に加えて、第五、第六の力があるといわれるようになってきました。

 それは、「思念子(セイマトロン)」と「天子(クテオン)」といわれるものです。

第五の力の思念子は、想念を伝達する物質で人間が放出する生命力や精神力などのエネルギーとなります。第六の力の天子は、万物創生の力や直感(情報)力と考えられています。

 この考え方から、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したのは、この天子や思念子や重力子((クラビトン)、それに光子(フォトン)などが集合してベルト状になったものではないかという仮説が成り立ちます。
フォトン・ベルトは単なる光子のベルトではなく、生命活性化エネルギーに満ちたベルトだと考えるほうがよさそうに思います。

 このことから、「一九八〇年代からあらゆる生命体を活性化するエネルギーが太陽系に降りそそぎはじめ、二〇一二年一二月半ば頃にはもっとも多くなり、地球や人間に大きな影響を与える」ことになると考えられます。

 「マーヤ」とは、宇宙的幻術であり、神の創造活動における魔術的力のことだそうです。

そして、マーヤによって、本来一体で無限のものが個々別々の有限なものとして存在するようにこの地球上では現れているのだというのです。

 つまり、私たちが認識している変転するこの世の諸現象は、一種の迷妄に過ぎないというのです。近代文明の産物である物質科学は、マーヤ(幻術)にとられわた一種の迷妄ですから、マーヤを克服したヨギたちの起こす奇跡を説明できるわけがないといいます。

 たとえば、ヨガナンダさんは、ニュートンの運動法則もマーヤの法則であるといっています。そして、マーヤを克服することこそが、人類の究極の命題であるといっているのです。私は、ヨガナンダさんのいっていることがわかります。そして、これらはすべて真実だと思います。

                     ・・・船井先生の著書より・・100%正解フーチ