ゼロポイント・・・・4

●人類は、主として化学物質と遺伝情報によって駆動される生存機械である。

●脳は分離独立した器官であり意識の座である。これもまた概して化学作用―細胞とDNAの暗号とのコミュニケーション−によって駆動される。

●人間は本質的に周りの世界とは切り離された存在であり、そのこころは肉体と分離している。時間と空間は有限で普遍的な秩序である。なにものも光速度より速くは移動できない。

 こう考えていた彼らが、たまたまこの常識に合わない現象に出くわしたとき、いずれもそれを探求しつづけようという勇気と自立心とをもっていた。

そして、骨身を惜しまない実験や試行錯誤を経でひとり、またひとり、こうした教義−物理学や生物学の根本基盤−のいずれもおそらくは誤っているという考えに到達していた。
●この世のコミュニケーションは目に見えるニュートンの世界ではなく、原子内のウェルナー・ハイゼンベルクの世界で起きていた。

●細胞とDNAは周波数を通じてコミュニケーションしていた。

●脳は世界を知覚し、その記録を独自の波動として記録していた。

●本質的にあらゆるものを記録する媒体である基本構造がこの宇宙を支えており、あらゆるものがたがいに交信する手段を提供している。

●人間はその環境とは不可分である。生き物の意識は分離独立した実体ではない。そして、生き物は自分以外の世界に秩序を与える。

●人間の意識には、他人を癒したり、世界を癒したり、ある意味では、私たちがそれにこうあってほしいと思う姿に変える、という信じられない力がある。