現代病顎関節症の正体


「あご内部の新・臓器!」
物をかむと、脳の血流量が増えます。その理由の1は、あごの内部にある、心臓の役割をする「静脈叢(じょうみやくそう)」にありました。

静脈叢は脳と首の静脈の間にある血液がたまる場所で、入り口には心臓と同じように弁があります。
かむ運動をすると、筋肉の伸縮によって静脈叢は押しつぶされた状態になって、ポンプの働きをします。脳の血液を首の静脈へ引き出して、脳の血流量を増やすのです。

顎(がく)関節症チェック!口を開いたときに指が何本入る?
手軽にてきる顎関節症のチェック方法は、「口を無理せず大きく開いたときに、指を縦にして何本入るか」を調べるというものです。正常であれば3〜4本入りますが、顎関節症の場合は1〜2本しか入りません。

・症状:大きく口を開くと「カックン」と音がする。
 前にずれた関節円板は多くの場合、口を大きく開くときに関節の骨と骨の間に戻ります。このときに「カックン」という音が出ます。
・症状:口が開かない
 前にずれた関節円板にあごの骨が引っかかって動けなくなってしまうと、口が大きく開かなくなります。

「かむ筋肉の仕事量」(単位=µVs)
・パソコン作業(2時間):69480
・夕食(とんかつ定食):20044
・昼食(スパゲティ):16544
・朝食(ベーコンエッグなど):8660

あごの負担が骨を変形させる!

顎関節にエネルギー入れ、ウイルス・細菌・アセチルコリン抜く