「腱鞘炎、ばね指」


手足の筋肉では、その片端のほうが、腱とよばれるひものように細い、丈夫 “すじ”になっていて、骨についています。

特に手の指を動かす腱は長く手首の手前から指先まで一五-二〇センチもあります。腱がなめらかに動くようにところどころで腱鞘という鞘に包まれています

この腱鞘が炎症をおこして厚くなり、内腔が狭くなって、いわば摩擦が多く、腱の通りがわるくなった状態を腱鞘炎といいます。

腱のある部位すべてにおこる可能性があります。

 ●女性に多い手の指の腱鞘炎同じ動作をくり返すタイピストとか、手仕事をする女性によく腱鞘炎がおこります。

指を曲げる腱におこると、指の曲げ伸ばしが痛く、動きにくく、力を入れてやっとぽきんと動く現象(ばね指)がおきることがあります。

● 急性期は安静第一、切開が必要なこともある。

しばらくの間、手指をなるべく使わず、安静にすることです。同時に、炎症を抑える古青神又は火山灰をぬってマッサージをします。

* 腱と腱鞘にEGを入れ、フリーラジカル・コクサッキーウイルス抜く