人類は今・・・・・2

 まもなく地球と人類特に、世界トップレベルの物質的な繁栄を極めた我が国においてこの傾向は著しいといえます。

まるで法華経のなかに出てくる「火宅の人」の趣があります。周りが火の海になりつつあるというのに、未だに古い価値観にしがみつき、広がる火の手を消す意欲もない……というより、なぜ火が燃え広がっているのか、その原因がわからないから、消し方もわからないのです。

 今日、人類を混迷の縁に追いつめている経済面と地球環境面の変化は、全ての人間の心(集合意識)の反映です。これからも、天災、人災(戦争、内乱、テロ、大事故)、未知の病、など、地球が健康体に生まれ変わるために必要な出来事が次々に起こってくることでしょう。

一見悲惨な姿に見えますが、それらは全て宇宙の秩序のなかで進行していくドラマなのです。別の言葉で言えば、「地球と人類の進化のために必要なステップ(しかも、最終ステップ)」ということになります。

、そしてこの地球上の全ての生き物、物質が丸ごと次元アップします。今はそのための産みの苦しみをしていると思ってよいでしょう。

まず、経済のカタストロフィーに始まり、戦争、病気、食糧難、天変地異など、人類はこれからさまざまな「産みの苦しみ現象」を実体験することになります。

しかし、苦しみの程度は人の心の状態によって違ってきます。

エゴの強い人、気づきの少ない人ほど、大きな苦しみを味わうことになるでしょう。各予言のき示すところによると、その苦しみは「先に死んだ人をうらやましく思うほど」であるといいます。

 この世界が崩壊するということで、世界中の神話は一致しているのです。しかしながら、今回人類が直面するカタストロフィーはこれまでのものとは意味が違っているといわれています。

これまでのものは、学校に例えるといわば“進級式”でした。ところが今回は“卒業式”だというのです。

今回の地球の次元アップにあたって「卒業証書」を手にできなかった者は、

新しくなった地球に住むことはできず、死後の世界(幽界)に釘付けになるか、またはレベルの低い別の惑星に移されて、未開の状態から勉強し直すことになるという予言もあります。