血管内凝固症候群とは

 全身の微細な血管でごく小さな血のかたまり(血栓)が多発し、血管が閉ざされるために、その血管から血液の供給をうけている組織や臓器に障害がおこってくる病気を総称して血管内凝固症候群といいます。

 間接原因としては、菌体内毒素や抗原抗体複合体があります。これらの物質は血液凝固を直接ひきおこしませんが、ある媒介をとおして血液凝固のはたらきを活発にします。

 DICを誘発する病気としては、悪性腫瘍、感染症とくに敗血症、ついで白血病が多く、DICの基礎的な疾患の八〇パーセントを占めています。また、肝疾患や出産時にもDICをおこすことがよくあります。

【症状は】軽い外からの圧迫であざができる程度のものから、消化管からの出血まで、病状の進行に応じてさまざまな出血傾向があらわれます。

臓器障害としては、腎臓では血尿や無尿、肺では呼吸困難などの肺塞栓の症状、消化管では下血や腹痛がみられます。

対応は患部の毛細血管の血栓、アテロームをぬく


血友病とは】

血漿の中に含まれている血液凝固因子は、血小板と協力して血液を固まらせ、出血をしぜんに止めるはたらきをしています。

 この因子が欠乏すると、血液が固まりにくくなり、しかも出血すると止まりにくくなります。
この病気の代表が血友病とフォン・ウィルブランド病です。いずれも遺伝性の先天的な病気なので、根本的な治療法はありません。

対応は、血友病に関る遺伝子之メンタルレベル、宇宙神にたのんで抜く。

【症状は】軽症の場合、日常生活では症状がほとんどありません。
手術や抜歯、けがのあとで血がなかなか止まらないことから、はじめて血友病と気づくことが多いようです。

血友病の出血は、関節や筋肉など組織の深い部位でおこりやすいのが特徴です。