成功法則
(神田氏の考え参考にして因縁を加え加工すると)・・・・・?
本当に成功した人が、自伝を書くこともある。
でも著者本人は、自分がなぜ成功したのかわからない場合が多い。
だから自伝は「感謝しよう」「人に与えよう」「いまを生きよう」「大きな目標を持とう」等の差し障りのない成功法則で溢れることになる。
殆どの場合、前生・過去世の徳積が多くカルマのない人が多い。
同じ毎日に息が詰まりそうなサラリーマンが独立し、非常識に豊かで、自由になるには。
「成功する」ってことは、学歴にも、能力にも、人脈にも、資金にも関係はない。
誰でも、望むことは実現できるというシンプルな法則だ。しかも、実現するために、必要なものは一切合切、目の前にあるんだ。
あなたを成功させる、先輩たちのありがたいアドバイス。
成功法則を語った本は、本屋にいけば、いっぱいある。成功法則に関する本が、次々と出版されては消える。落ち込んだときの清涼剤のように消費される。
どの本も、間違っていることは言っていない。
でも何冊読んでも、成功への第一歩を踏み出せない。
あまりにも情報が多すぎて、一体、何を信じて、何をやっていいのかわからない。やることが多すぎて、圧倒される。まず何をやって、次に何をやれば成功するのか?その優先順位がわからない。
社長や上司は、常識的な成功法則を、頻繁に口にする。
「人に役立つことをしていれば、お金は後からついてくる」
もっとも過ぎて、誰も反論ができない。
成功とは何か。
まともな成功者が一番恐れるのは、傲慢になり、天狗になってしまうことだ。だから、自らを律するために「謙虚でなければならない」「神様に生かされている」「お金で幸せは買えない」「人との出会いが大切」等の常套句を唱えるわけである。
しかしもっと切実な関心事項がある。
「どうやったら、家が建てられるんですか?家賃が払えるか」
「どうやったら病気になったときでも、家族にある程度の暮らしが保証できるんですか?」
「子供をちゃんと教育しないといけないでしょう?教育費はどうするんですか?」
結局、成功者が述べる成功法則のなかには、成功した人がさらに成長するための法則が多いんだ。凡人は、それを真に受けちゃダメ。優先順位が違うんだから、かえって逆効果。
目標は紙に書くと実現する。特にフォトンカード。
加速学習での世界的な権威であるポール・R・シーリィ氏、および教育心理学者のウィン・ウェンガー氏によれば、脳は毎秒一〇〇〇万ビットを超える情報を処理するという。
「脳がとてつもない情報処理能力を持っている」ということだ。
毎秒一〇〇〇万ビットを超える高速の情報処理は、主としてイメージや音楽、感情等の情報を司る右脳(潜在意識)が行っているといわれる。それに比較して、論理や言語を司っている左脳(顕在意識)は、毎秒四〇ビットの情報できない。
それじゃ、左脳(顕在意識)っていうのは、役に立たないのかというと、そうではない。左脳は、右脳に対して命令、要求を出し、その答えをわかりやすく掲示する役割をするわけだな。
脳は、いったん質問を作っておけば、二四時間休むことなく、毎秒一〇〇〇万ビットの情報を処理しながら答えを探すという、とんでもないコンピュータなんだ。
忘れていると思っても、作業しつづけている。
だから逆にいえば、適切な質問をした場合、適切な答えが出ないことは不可能なわけだ。
質問は目的意識によって作られる。
すると、人生のきスピードアップは、どんな目的意識を持っているか、つまりミッションを持つことによって可能になる。
「実現することリスト」
「脳っていうのは、いままで三%以下しか使われていないといわれてきたけど、本当なんですね」
「そう。問題は、残りの九七%をどうやって使ったらいいかなんだ。でも、誰も教えられなかった」
「残りの九七%、つまり潜在意識を使うためには、質問することがスイッチになるんですね」
「そうなんだ。質問がスイッチとなる。アインシュタインも、こう言っている。『もし自分が殺されそうになって、助かる方法を考えるのに一時間だけ与えられたとしたら、最初のき五五分は適切な質問を探すのに費やすだろう』って。それだけ質問が重要なんだ」
現実をコントロールするか、されるか?
催眠術と聞くとおどろおどろしいが、人は繰り返しの言葉に弱い。同じ表現を単調に繰り返すと、軽い催眠状態になってしまう。
その結果、繰り返された言葉を信じ、それに基づいた行動をとるようになる。
あなたの気付かぬところで、催眠術は頻繁に使われている。
一番怖いのは、集団で行われる催眠術。例えば、私が経営者向けの講演会で話すときに、多くの司会者がこう言うんだ。
「この未曾有の不況に生き残るためには……」
この常套句を聞くたびに「この会に参加した人は可哀想だな」と思う。
だってね、同じ言葉を繰り返す。そして、まわりの人が、そうですねと頷く。すると、参加者は、軽い催眠術にかかってしまう。
「そうか、不況なんだ。みんな頷いているから、きっとそうなんだろう。売上げを上げるのは、困難な時期なんだな。それじゃ今月のキャンペーンは様子を見ようか」
その結果、積極的に不況に参加することになる。
つまり司会者が「不況だ、不況だ」と繰り返し言うことは、参加者に「不況だ」という現実を植え付けていることに他ならない。
ノーベル賞を受賞した神経学者のジェラルド・エデルマン博士によれば、記憶は脳の一部に貯蔵されているのではなく、思い出す瞬間に、毎回、再構築される。
脳内で起こっていることは、シノプスとシノプスが結合し、記憶の経路(神経回路)が作られるだけ。
その神経回路に、電気信号が伝わることによって「思い出す」わけだけど、それはその瞬間瞬間に、新たな現実を創り出すことと変わらないのだ、という。
要するに、過去っていうのは幻想に過ぎないんで、この瞬間に記憶が再構築されるだけなのだ。アインシュタインも、物理学の観点から、同様の結論を述べている。
「現在、過去、未来っていうのは、まさに幻想以外の何ものでもありません」
遅延選択の原理
このように私たちは、繰り返される言葉、自分で発する言葉、そして他人が同調する言葉で、現実が構築される。
つまり、まわりの環境―どんな人を自分のまわりに置くかーで、自分の現実が変わってしまう。
自分で、自分の現実をコントロールすること。
自分の現実は、繰り返される言葉、自分で発する言葉、そして他人が同調する言葉でコントロールされる。
であれば、自分に都合のいい言葉を繰り返し、その言葉を発すればいいことになる。これは自分自身に催眠術をかけることに他ならない。
自己催眠をかけることにより、不安がなくなり、自動的に目標に向かって進みはじめることができる。
自己催眠とは、潜在意識をプログラミングする方法である。つまり、他人によって作られていた記憶の回路をいったん遮断して、自分に都合のいいように構築し直すのである。
ポイントは、「繰り返す」こと。できれば顕在意識のバリアを弱めたうえで、繰り返す。
なぜ顕在意識のバリアを弱めるかといえば、顕在意識は、未知のことに抵抗するからだ。何か新しいことを始めようとすると、「そりゃ、不可能だ」とブロックをかける。そんな役割をしている。
常識的思いをぬく、メビウスで括る。
そこで、顕在意識の介入が少ないときを狙って、潜在意識にプログラミングする。いつかといえば、寝起きや眠る前の、意識がぼやけているときだ。
プログラミング作業は、極めて簡単。
目標を書いた紙を、夜寝る前にぼや〜っと眺める。そして朝起きたときに、またボヤ〜っと眺める。
この前目標に一歩でも近づくためには、いま、゛この瞬間に何をすればいいかなぁ。
この目標を実現するためには、一体、何が必要だろう?
別に答えを探そうと努力しなくてもいい。ただ、心に質問してあげるだけでいい。
すると、ふっとアイデアが浮かんできたり、書店にふらっと立ち寄ってみると、関連する本が見つかったり、会いたかった人に会えたり……。
目標の実現をサポートするような出来事が起こってくるはずだ。このような小さな変化に気付いてあげるようにするんだ。
さらに加速化するためには……
☆過去のカルマ・ノイズの浄化をしておく。