船井先生・・・・・・・3  

 ウシトラのコンジンさんの救いは霊と物質両面から実現されるものだと思います。さすれば、その方法やいかに、というわけで王仁三郎さんの唱えた「皇道経済」について、見ていきたいと思います。

 王仁三郎さんの言うみろくの世とは、物心両面において高度化された古代社会が現在に復活することのようです。

 たしかに今、世界の政治・経済は、狂っているように思えます。経済ジャーナリストのベンジャミン・フルフォードさんも伝えていますが、FRB連邦準備制度)は、公を装った民間の銀行に過ぎませんね。

 彼らは一〇〇ドル紙幣を印刷代だけで刷って、合衆国政府に一〇〇ドルに利子までつけて貸しつけるのです。それを返却するのは、国民の税金です。金融制度のこの大胆不敵なまやかしは、今後大問題化するでしょう。

 日銀も似たりよったりだとベンジャミン・フルフォードさんは言っています。かろうじて五一パーセントの株は日本政府にあるようですが、残りは誰が持っているのかわからないそうです。

 おそらく辿れば最後には、ロスチャイルド家などの巨大財閥に行き着くのでしょう。ロスチャイルドは、イスラエルの国土の八〇パーセントを所有しているという情報もあります。

 日月神示は「世の建替と申すのは、身魂の建替へざから取違ひせん様致されよ」といっています。身魂が建替わると、どうなるのでしょうか?日月神示は「原爆や水爆にもびくともしない体になる」と示しています。

 壊れかかった物質地球では、これからかってない大規模な天変地異が起こるとも予測されています。「食い物の騒動も激しくなる」のでしょう。食料を含めたあらゆる資源の奪い合いがすでに世界のマーケットでは始まっています。

 ウシトラノコンジンさんは、こうした外部の状況に心を狂わされることなく、身魂の潔斎に励めと叱咤激励してくれているのです。
 五穀野菜といった血液を浄化する食べ物をよくかんで食べ、体からごもくをはき出し、一人一人がその神の宮に神さまを迎えるための準備をしなさいと言っているのです。「これまでの逃げ場は山と知らせてあったが、今度の逃げ場は神の御胸中であるぞ」と知らせてくれているのです。
 それは、創造主というか、この宇宙を創ったサムシンググレートの波動、振動と調和せよといっていることだと思います。

 波動、振動は、今の科学ではまだほんのとば口程度のことしかわかっていませんが、かって亡びた文明の中には、巨石文明のように今のテクノロジーを駆使してさえ不可能な巨大な重量の石をこの波動、振動の力を使っていともたやすく運んでいたのではと推定できます。

 伊勢神宮イスラエルとは、どんな意味なのでしょうか。また、出口なおヨハネであるとは、何を指すのでしょうか。

 私の知人で聖書に詳しい人は、飛鳥昭雄さんです。飛鳥さんによれば、伊勢神宮の内容にまつられている天照大神とは、実は、イエス・キリストのことであると主張しています。

 伊勢神宮には、青銅の蛇の像が安置されているとも言っています。また、別の人の研究では、「聖書の物語の舞台は、全部日本である」というものもあるのです。中矢さんが紹介しているブルガリアの超能力者のエピソードも興味深くリンクします。

 「人間として、その身内に天国を有しなかったならば、身外にある天国は、けっしてその人に流れくるものではない。また、これを接受することができぬものである。

 要するに人は現実界にある間に、みずから心身内に天国を造りおく必要がある。しかして天国をみずからつくり、かつ開くのは、神を愛し、神を信じ、無限絶対と合一しておかねばならぬ」・・・3