エイズは作られた細菌兵器である

副島隆彦
・・・・・・・・・・・・・・・・・・90%と出る。

 2002年に起きたSARS(サーズ、重症急性呼吸器症候群)ウイルスの中国での蔓延や、2004年からの鳥インフルエンザの広がりも、どうやらアメリカ国内の軍事研究施設で作られて、そこから計画的に流れ出したものだ、ということだ。

 鳥インフルエンザは、中国やベトナムの汚い不衛生な養鶏場で生まれて人間にも感染するようになった自然の産物ではない。人為的な遺伝子組み替えを行われなければ、動物の細菌が人間に感染することはないのだ。

 “神の所業”にまで手を染めた、アメリカ政府の最先端の研究所の中の、マッド・サイエンティスト(狂気の科学者)たちかやってしまったことだ。

 世界中の細菌学者たちは(従って日本も)、お互いに共通了解事項として、これらの学界秘密をたくさん知っている。

 だが彼ら専門学者たちは、恐ろしい人為の細菌製造実験の真実を世界中の人々に伝えることをしない。しかし真実は少しずつ露見する。
 アメリカ政府の命令で、思想・情報統制された各国のメディア(マスコミ)も自国政府の統制に従っている。生物化学戦争(bio(あるいはbacteriological)―(chemical warfareバイオ・ケミカル・ウォーフェアー)は、すでに始まっているのである。私たちは警戒しなければいけない。

エイズ生物兵器説の論拠

 「エイズ生物兵器説の真相」―エイズがなぜ1


 エイズはフォート・デトリック基地内の米軍の生物化学研究所で、「生物化学兵器」として作り出されたのだという考えは、まだ徐々にしか世の中で知られていない。

 しかし真実はやがて大きく広まる。

 この「生物化学兵器」の開発研究を戦争中の日本も行っていた。

 第2次世界大戦時に、「細菌世紀研究開発部隊」として石井四郎軍医中将に率いられた旧日本軍731部隊が、当時の満州国(現在の中国東北部)の中心都市のハルビンの近郊で、約3000人に及ぶ中国人・朝鮮人・ロシア人の戦争捕虜(それらを“マルタ”と呼んだ)を使って生体実験(ヴィヴィセクション)を行った。

 終戦後、その膨大な実験データは、アメリカに移った。

 石井中将をはじめとする731部隊の主要メンバーは、米軍の手によって、拘束され厳しく取り調べられたのち、戦争犯罪(ウォー・クライム、人道に対する罪)を完全に免責にする(個々の罪を問わない)ことを条件にして取引きされ、すべての資料(実験データ)はGHQ(連合国軍総司令部)にそのまま譲り渡されることとなった。

 731部隊の人体実験の全データは、貴重なものとしてフォート・デトリックにおける、その後の研究に使われた。

人工の病原菌はまだまだある

 91年の湾岸戦争で、サダム・フセインが使用した15種類の生物兵器による、湾岸戦争疾病群(GWI)は、その後も、世界に出現しつつある新たな致死性の疾病である。

 英国発の狂牛病エイズ、ハンタ熱病、ザイールのエボラ熱、食肉病O―6と同じ性質である。すなわち、遺伝子組み換え実験から生み出された人工の細菌である。

 自然状態で動物から人間に転移する新型の病原菌の出現は考えられない。