脳活用法

  ひらめきの極意 プロのアイデア発想法

 100人のプロの仕事の仕方を徹底分析した結果、茂木が導き出したポイントは、ずばり“寝る”・散歩、発想法。

しかし、ただ寝れば良いアイデアが浮かぶわけではない…
 
発想法? とことん考えてから、寝る
 起きている間に一生懸命考えると、脳がそのことについて優先的に処理する状態になる。そして眠っている間に側頭葉の中で経験や知識が整理され、ひらめきが生まれてくることがあると考えられる。

 発想法? 考え事は「場所」を選べ
 アイデアが出やすい場所に共通したポイントは、脳が外からの情報に邪魔されない所。現代人はあまりにも情報がたくさん入りすぎているが、ひらめきや発想はむしろ情報をある程度、遮断した所で生まれるという。

  脳を活用 プレッシャー克服法 

 つねに大きな成果を求められるプロたちは、かかるプレッシャーも人一倍大きい。その多くが実践していた方法とは……

 プレッシャー克服法? 苦しいときにも、あえて笑う
 心の底から笑わなくても、口角を上げて笑った表情を作るだけで脳が影響を受け、考え方がよりポジティブになると分かってきた。ポジティブになることで前頭葉が適切に働き、プレッシャーがかかっていてもやるべきことに集中できると考えられる。

 プレッシャー克服法? 本番前の「決まり事」を持つ

 プロは本番に臨むとき、「決まり事」で脳を集中モードに切り替え、プレッシャーをはねのけて結果を出す。「決まり事」の内容は人それぞれだが、ポイントは何かしら体を動かすことだという。

 親指引っ張り法。