「社会不安障害」という病気をご存知ですか?

 人前に出て話すのが恥ずかしい、ためらってしまう。そんな「あがり症」や「気後れ」「引っ込み思案」の人は、どこにでもいるもの。

「吃音(きつおん)・赤面」といった対人恐怖も、日本人特有の“シャイな性格”の問題と思われてきた。ところが、その正体は「社会不安障害(SAD)」と呼ばれる、比較的短期間で治療できる病気である場合が多いことが分かってきた。「人前に出るのが本当に嫌」という人は、近くの専門医を訪ねてみてはどうだろう。

  SADに有効薬登場 認知療法など併用で

 精神疾患の治療薬はここ10年間、目覚ましく進歩した。

副作用や依存性が少なく効果が高いSSRIと呼ばれるグループに分類され抗うつ薬フルボキサミン」の登場で、「軽症うつ」は「治る」病気となった。
さらに、SADに対してもフルボキサミンの効果が認められ、05年10月から唯一のSAD治療薬として多くの医療機関で使われるようになった。

1年間にわたる臨床試験では、フルボキサミンを服用し始めて1カ月後には50%以上、4カ月後には約80%の人が症状の改善を認め、1年後には87%が「症状が良くなった」と実感するほどの効果が認められている。

飲み始めてから1カ月程度でフルボキサミンの量を増やし、症状が完全になくなってから半年程度服用を続けた後、徐々に減らしていく。
この間にとくに目立った副作用もなく、4カ月後からは完治する人たちが急速に増えてくる。

完治すれば服薬は終了となるが、その後も効果は持続するので症状が戻ることもほとんどない。

これは過去世の記憶の問題です

氏名   之生気体の過去世の不安・恥に関る念ヌク