コンフォートゾーンの罠・・・・2
そして、自己対話には四つのレベルがあります。
一つ目は、「私はできない」というネガティブなあきらめです。
二つ目は、「問題はわかります。しかし、それを改善する気はありません」というレベルです。「禁煙をしなくてはならないのはわかっている。でも私はやらない」というレベルです。
三つ目は、「もうやらない」と決意するレベルです。決意はするのだけど、ここで問題なのは、代替となるイメージがないということ。その代わりに何をするのかのイメージがない。
四つ目は、「もうやらない」と決意して、その代わりになるものをイメージする。これが、まさにアファメーションなんです。
第4レベルまで行くことが重要なのです。
エフィカシーを下げてはいけない!
現状より高いエフィカシーを維持すると、専門的には「認知不協和」と呼ぶ心理的不安定状態が生まれるわけです。その場合、心理的不安定を解消するために、現状に戻るか、目標の世界に移動するかのどちらかのゲシュタルトを無意識は選ぼうとします。
そして、どちらを選ぶかというと、より強くイメージできているほうを選ぶわけです。だからアファメーションが重要なのです。
無意識にあるセルフイメージと現実が一致するように調整するのが創造的無意識なのです。
創造的無意識は、無意識のセルフイメージと現実とのギャップを調整してくれるのです。
ですから、私たちはアファメーションを使ってエフィカシーを高める必要があるのです。
アファメーションを使ってエフィカシーを高めることで、無意識の中のセルフイメージを変えることができます。
そうすれば、あとは創造的無意識が働き、より高いレベルの人生を歩むことができるようになるのです。