「地球温暖化論」に騙されるな!

 丸山教授は著書「『地球温暖化論』に騙されるな!」のなかで、次のような科学データから「地球温暖化説」を完全に否定されています。

 このような科学的根拠を基に丸山教授は、巨額のコストをかけて二酸化炭素の排出量を削減しても、温暖化を数年先延ばしする程度の効果しかないと主張しています。

 しかも、太陽系の環境には一定の循環があり、20世紀は太陽活動が活発になる時期だったと言います。だが、太陽活動の循環は、2000年ごろをピークとして、低下局面に入っているので、今後は地球の寒冷化についての対策が必要だ、と丸山教授は提言しているのです。

 実は温暖化よりも寒冷化のほうが、地球に暮らすわれわれの暮らしを脅かすのです。

日本の環境省はこれをアノマリー(変則現象)だとして無視していますが、丸山教授はこれは今後はじまる地球寒冷化の前兆だと予測しています。

 2008年の初めに、中国から中央アジアにかけて平年より6℃以上低い寒波が襲い、1ケ月で100人以上が凍死したことはまだ記憶に新しいと思います。

丸山教授が予測するように、今後5℃近い寒冷化がおこるとすると、地球が氷河期に入り、ロシアはほとんど住めなくなり、4世紀ごろ起きたような民族大移動が起こるだろうと推測されます。

 しかも、地球の磁場は今も減少を続けており、地球の磁場が現在の半分以下になると、地球は全部凍結してしまうと予測されているのです。

 10億年という気の遠くなるような周期で見ると、地球の磁場は25億年前と12億年前に最大のピークがあったことがわかっていますが、今から4億年前頃から磁場は次第に弱くなりつつあります。

 現在の地球の磁場は場所によってばらつきが見られますが、だいたい0.3カガウスから0.4ガウスと言われます。地球の磁場は、今から2000年前と比べ急速に減少が見られ、そこ頃の10分の1程度でしかありません。

 また、今年の8月から約40日間、太陽で過去100年間にはなかったような大きな異変がありました。この期間、太陽表面に黒点が出現しないという無黒点状態が続きました。

その後、9月12日頃に黒点が出現しましたが、11月7日にはまた無黒点状態となりました。明らかに、太陽に何らかの異変が起きているのは間違いありません。黒点が現れなくなったのは、太陽の活動が衰えているためです。

すでにロシアの科学者らは数年前から、太陽活動の低下により地球は7年間から8年間にわたるミニ氷河期に入ると警告を発していました。

間もなく氷河期に入る地球では、絶対的に食糧不足が重大な問題となってきます。
無意味な「温暖化対策」のため巨額費用を早急に停止し、ミニ氷河期時代における食糧確保の

ための費用に振り向ける必要があり、一般の人たちはもちろんまず政治家が意識を変える必要

があります。