渡辺情報1

 米国では金融機関の破綻が加速しています。すでに今年に入って17行が破綻していて、年内に少なくとも100行が潰れると言われています。

 金融機関の破綻が続いているため政府の預金保険公社(FDIC)の金庫が空っぽになりつつあり、昨年の公的資金投与に引き続き再度多額の資金を投入するように要請しています。 

間もなくシティバンクが破綻すると預金保険公社は、シティのようなビックバングの破綻を想定してつくられた機関ではないので保険金の支払いに窮するようになると言われています。     

 渡辺情報2

 3月末の決算を控え株価の下落で営業の継続が難しくなる金融機関のために、年金資金を使った「株価の買い上げ」が続いています。

どのような手を使っても市場をコントロールするのは無理なのが、日本の政治家や役人は分かっていません。

このようなことをしていると元々原資が不足している日本の年金は、大幅に資金が減少することで70歳位にならないと支給されなくなる可能性が高まっています。