突然の激痛!「隠れ胆石」

1000万人の真実
         胆石には種類がある

胆石には多くの種類があります。代表的なものをご紹介します。

コレステロール胆石:現在日本人に最も多い
  ・ビルビリン胆石:血液の成分が固まったもの
・そのほかの胆石:上記以外の成分でできている、

あるいは、さまざまな成分が混在しているもの

胆石の最大の原因は、コレステロールの摂りすぎ

 コレステロールを含む脂質中心の食生活は、胆石の最大の原因と考えられています。コレステロールが体に多く取り込まれることで、胆汁内のコレステロール量が増えたり、胆のうの働きが低下することなどが、その要因として考えられています。

   胆石が引き起こす症状には、どんなものがある?

 最も多いのは「胆のう炎」。胆汁の流れが悪くなるために起こるもので、慢性的な炎症や痛みが起こります。また肝臓も、同じ理由でダメージを受け、場合によって肝炎や肝硬変が起こります。

最悪の場合は、よどんだ胆汁の中で細菌が繁殖し、全身に回る「敗血症」という症状も起こりえます。また胆管の腸への出口でつまった場合は、すい臓から分泌されるすい液の流れが悪くなるため、急性のすい炎などが起こることもあります。

       石がひっかかる確率は約3割

 胆石の中で、症状を起こさないものを「無症状胆石」と言います。

石はウラジロガシの葉を煎じて飲むしかない。