罪も自由も政治が握る

・・・・・・・・・・・・・・・中国

 ある日、突然、党幹部の悪口を言っただろう、と拘束される。

身に覚えのない罪を着せられ、刑務所で7年。無実が証明されたのは、その幹部が失脚した後のこと。

権力に翻弄された1人の男性の証言から浮び上がるのは、中国共産党の一党支配下での「免罪の構図」だった。

「党書記の悪口」→刑務所7年

幹部ら失脚→再審認め無罪

共産党、司法以上の存在