カリフォルニア 渡辺氏

あと40日ほどで金庫が空っぽになるカリフォルニア州の現状を伝えるドキュメンタリーが衝撃的です。

州予算削減のために健康保険をうけている190万人と、生活保護を受けている130万人の貧しい人々が社会保障を失い、数千人の州職員の解雇、50億ドルの教育費カットが行われています。

その結果でのカリフォルニア州の現状は、

*学校の先生はすでに三分の一が解雇された。

貧困が多いエリアでは、学校以外ショッピングモールや映画館など何もない。学校がなくなれば、コミュニティーがなくなる。

*州サポートが受けられないと、貧困層への病院は医療を提供できない。医療負担できない貧しい人は、道端で死ぬことになる。

*公営の病院が次々に閉鎖され、患者が放り出されている……などなどの悲惨な状況に陥っています。

このようになった原因は、シュワルツネッガー知事が行った選挙公約だった減税にあると指摘されています。

当時210億ドルの赤字のところに70億ドルの無理な減税がたたったようです。