「紅豆杉」の消炎作用と疼痛緩和

 リウマチの症状では、「朝のこわばり」をはじめ、関節の腫れや痛みが特徴的です。治療薬によって軽減できれば良いのですが、リウマチの炎症を抑えるのは難しく、患者さんは苦痛を伴いながらの生活を余儀なくされるケースが多いともいえます。

 このような患者さんの症状を改善するために、「紅豆杉」の消炎作用に注目した臨床試験がおこなわれました。

 中島先生が、その有効性を確認しています。それまでに「紅豆杉」の消炎作用や行動障害改善効果は、北里大学免疫学研究室の動物実験などで証明されていました。

そこで、本当にリウマチの患者さんの症状が軽減されるのか、中島先生が検証をおこなったのです。

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