胆道感染症

 胆道に細菌が感染しておこる病気が胆道感染症です。

胆嚢炎と胆管炎がありますが、合併しておこることもよくあります。細菌感染がおこりやすいのは、胆石あるときや、胆汁の流れが悪くてとどこおっているときです。原因となる細菌は、大腸菌がもっとも多く、五〇-八○%をしめています。

 細菌は腸から十二指腸をへて胆道へ逆行してくるケースがいちぱん多いと考えられます。ほかには腸から門脈、肝臓をへて胆道へいたるケース、血液やリンパ液を介して侵入してくるケースもあります。

 症状 みずおちや右上腹部に痛みがおこる病気としては、胆道感染症のほか胃炎、膵炎、胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎などがあります。おもな症状が痛みだけの場合は、これらの病気とまちがえないようにしなけれぱいけません。発熱、黄疽が加われば、まず胆道感染症か胆石症。

【急性胆嚢炎とは】

 胆嚢内に細菌感染症が発生した場合を急性胆嚢炎といいます。急性胆嚢炎の九五%は、胆石が胆嚢管につまることによって発病します。胆嚢内に胆石があると、約五〇%は胆嚢胆汁中から細菌が検出されます。

しかし、その多くは症状がないまま経過していますが、胆石が胆嚢管につまると胆嚢の運動が異常になり、胆汁の流れがとどこおるなどによって感染症を発病しやすくなります。

 【症状は】寒け、ふるえ、吐きけなどをともなって急に発病します。高熱があり、みずおちや右上腹部に痛みを感じます。
また経過につれて、右上腹部がふくれたり、圧迫するような痛みがあらわれます。

数日たっても高熱がひかず、右上腹部のふくらみがまして全身状態もひどくなってくるようなら胆嚢穿孔、胆汁性腹膜炎のおそれもありますので、急いで医師の診察をうけてください。症状が軽いと、右上腹部の鈍い痛みや圧迫感を感じる程度のこともあります。


【急性胆管炎とは】
胆管内に細菌が感染した場合が、急性胆管炎です。急性胆嚢炎と同じように、胆石などが胆管につまることによって発病します。胆石のほか、寄生虫、胆管に発生した癌なども胆管閉塞の原因になります。

 【症状は】急性胆嚢炎に似ていますが、胆管炎では黄疸があらわれやすくなります。痛み、発熱、黄疸などの症状に、さらに意識障害や尿量の減少が加われば、急性閉塞性化膿性胆管炎のこともあります。
これは胆管炎の場所から細菌が血液の中に流れ出ることによって敗血症をおこした、きわめて重い病気です。
胆管ドレナージなどによって胆管内の胆汁をとり除くなどの緊急処置が必要になってきす。

【慢性胆嚢炎とは】

 急性胆嚢炎のなかには、いったん急性症状が消えたあとでも、しぱしば同様の症状をくり返して、慢性に経過しているものもあります。これを慢性胆嚢炎といいます。

 【症状は】右上腹部の軽い痛み、圧迫感、不快感に加えて、吐きけ、げっぷ、腹部膨満感、下痢、便秘などの不快な消化器症状がよくみられます。脂肪分の多い食事をしたり、疲れたりすると症状が悪化して、発熱、ときには黄疸もあらわます。
対応
 
胆道・胆嚢・胆管之メンタルレベル・・・・・・・EGいれる
        之 大腸菌カンジダ
          コクサッキーウイルス 之メンタルレベル・・・・・抜く
          細菌色々
          フリーラジカル
          風疹ウイルス等