来週、米国建国史上、過去最大規模の赤字補填へ

財政難の米国では、来週、過去最大規模の総額1150億ドルの国債入札を実施すると発表した。

6月末に実施した総額1040億ドルを上回って、米国建国史上、過去最大規模の赤字補填を行う。
内訳は、20年物インフレ指数連動債(TIPS)(リオープン)60億ドル、2年債420億ドル、5年債390億ドル、7年債入札280億ドルで、実質増加は930億ドルが新規に調達される見通しとなっている。

今回、連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れが3000億ドルの上限に近づくなかでの発行増額となっており、FRBが買い入れを打ち切る時期が近いとも考えられる。