頑固なコリの真犯人!“慢性痛”
温めてもよくならない、もんでも治らない……
普通のコリならば、もんだり温めたりすれば治るはずです。それでも治らない場合は、コリではなく慢性痛の可能性があります。
しかも、痛い場所には異常が何もないこともあるのです。いったいそれはなぜなのか?
トリガーポイント
トリガーとは「引き金」の意味です。では、このトリガーポイントはなぜできるのでしょうか?そして、何に向かって引き金を引いているのでしょうか?
無理な姿勢を続けるなど、慢性的に筋肉に異常が起こっていると、神経がずっと痛みの信号を送り続けることになります。すると異常興奮状態がおさまらなくなり、トリガーポイントを生み出してしまいます。
しかも、大きな刺激を受けたり、慢性化が進んだ場合は、トリガーポイントはさらに激しい興奮状態になり、痛みの信号を連射します。
すると、たくさんの信号を受け取った脳は混乱状態におちいり、脳は、信号がきた場所を間違って判断してしまいます。その結果、本当に痛む場所とは違う場所を痛いと感じてしまうのです。
「もんでも温めても治らない頑固なコリ」と思っていた痛みのほとんどは、脳の錯覚の痛み、つまり「幻」だったのです。
☆自律神経の調整・浄化
対応 1.ポイントにEgを入れる。調和。
2.サブスタイルピーぬく。
※内臓疾患やヘルニアなど、別の病気からトリガーポイントができることもあります。元になる病気があるなら、それを治すのが先決です。
・大きさがパチンコ玉からウズラの卵くらいのコリコリを探す。
まっすぐ押すだけでなく、骨の裏などに隠れている場合もあるので、ななめなどからも押してみてください。
・首や肩の痛みの場合の代表的なトリガーポイントの位置は、肩甲骨(けんこうこつ)に沿った部分です。