離人症性障害

1, 自分の精神過程または身体から遊離して、あたかも自分が外部の傍観者であるかのように感じている持続的または反復的な体験。

2, 離人体験の間、現実吟味は正常に保たれている。

3, 離人症状は臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

4, 離人体験は、精神分裂病パニック障害、急性ストレス障害またはその他の解離性障害のような、他の精神疾患の経過中にのみ起こるものではなく、物質(例:乱用薬物・投薬)またはその他の一般身体疾患(例:側頭葉てんかん)の直接的な生理学的作用によるものでもない

5, 離人感、非現実感

   これはそんなにまれでは無い精神症状で、他の障害でもよくみられる物だそうですが、解離性障害においても重要な症状であり、解離性同一性障害にも通常ほぼ見られるものだそうです。

 しばしば、対外離脱のような極端な形をとる。これは自分が自分の体の外に出て、他人を眺めるように自分を眺めている体験である。

 離人性障害の一部症例においては、他人観察者と非観察者とに分離する。若干の離人性障害者は二つあるいはそれ以上の内部の「部分」が中で対話していると述べる。もっとも、交代人格状態が顕在化しているはっきりした証拠は無い。

 離人性障害を解離性同一性障害から区別するものは、通常取るに足るほどの機能的健忘がないこと、顕在的な同一性障害が無いことである。

 「離人」とは自己あるいは自己の一部の非現実性の感覚である。「非現実感」とは自分を取り巻く世界の現実性喪失の感覚である。離人と非現実感とは同時に起こることが多いが必ずしもそうなのではない。

対応

○ 原因と発症

 原因は幼児期の虐待にあります。これが多い。発症時期は思春期。

 又過去世の色々な問題が関係する。幼児期のトラウマ・過去世のトラウマ等を抜くしかないが、母の水子が因となると同時に水子の生まれ変わりが多く、その時はお詫び日記を書く。

 ケースバイケースで確立された方法は無い。