荒田固体核融合技術

リチャード・コシミズ
 電力供給の問題解決策を原発に頼ってしまうと環境の汚染は免れません。しかし、「常温固体核融合という新しい技術があるので、ここで紹介させていただきます。この技術を開発したのは、もともと熱核融合の権威の大学教授であり、文化勲章受章者・日本学士院会員・大阪大学名誉教授という肩書を持つ荒田吉明教授です。

 この荒田教授は、熱核融合の研究から「常温固体核融合」の研究を始めた途端に大学から研究費を止められたり、大学から出ていけというような妨害にあったとのことです。
しかし、実験を成功させれば、いつか国家も理解してくれると信じて研究を続けました。

 2008年5月に大阪大学にて公開実験を行いました。多数のメディアが取材に訪れ、テレビカメラも3台入りました。

ところが、不思議なことに、メディアはこの世紀の発明を殆ど黙殺し、記事にせず、放映もしませんでした。

以後、荒田教授の研究しようとするスポンサーは現れず、研究は停滞しています。
また、特許庁も、荒田教授の特許申請を「そんな技術はありえない」と門前払いしています。
政府からの研究資金援助も得られず、荒田教授は困惑されているとのことです。  98%