[ギラン・バレー症候群](急性多発性神経炎)

 末梢神経が短時間で麻痺におちいる、本来は、治りやすい病気です。
●感染後におこる多発性神経炎

 この病気も自己免疫異常のひとつです。末梢神経に対する抗体が血液中に出現し、神経の機能を一時的に麻痺させるというしくみが考えられています。治りが比較的よい病気というのもそうした理由からです。

発病に先だってかぜの症状があることが、なにか抗体の出現に関係している可能性があります。

かぜの症状がおこってから一週間ほどして、足が重い、しびれるというような.症状が、ある日突然はじまり、数日のうちに手足が動かなくなります。

重症の場合は呼吸筋の麻痺のほか脳神経にも麻痺がおよび、顔面神経麻痺なども加わることがあります。そのほか、物を飲みこみにくいといった症状もおこることがあります。知覚の麻痺は軽いことが多く、手足の先端に軽いしびれがあるだけです。

 運動症状は数週間で回復しはじめ、しだいに麻痺が治ってくるのがふつうです。

対応
 全血液・全細胞にEGいれ、ウイルス・細菌・IgE,G抗体・ 
  免疫複合体・フリーラジカル等抜く
 一部ヒドイ患部が有る時は患部から右を抜く