アイスランドの火山噴火

 今年に入ってM7以上の巨大地震が立て続けに起きている。1月12日のハイチ地震(M7.0)、2月27日のチリ地震(M8.8)、4月7日のスマトラ島地震(M7.7)、そして今度は4月14日の中国青海省地震(M7.1)である。

 わずか3ヶ月間の間に、これだけの巨大地震が発生するのは、いくら何でも異常としか言いようがない。丹念に調べてみると、この4回の巨大地震の間に、M5規模の中型地震が、沖縄や台湾などで数多く発生しており、一連の相次ぐ地震の発生は環太平洋地震帯が活動期に入ったのではないかと懸念される。

 そんな中、4月14日、アイスランドのエイヤフィヤヨークトル氷河に覆われた火山が噴火した。1823年以来190年ぶりの噴火である。実は、先月22日、すぐ隣の火山が噴火し、噴火の熱で氷河が溶け出し洪水の恐れがあるとして、近隣地域の住民に避難命令が出され、600人あまりが非難を余儀なくされたばかりである。

大紀元日本4月13日」中国西部の青海省格爾木(ガアム)市では、10日、砂から「雪」の天気に見舞われた。強風も吹いていないのに、街中は砂に覆われていた。

 中国気象ネット11日の報道によると、青蔵高原の腹地にあるこの地区では例年のこの時期、強風に伴う砂嵐の天気に遭うのだが、今回のような強風がないままの砂の雪は初めてだという。気象部門は、隣の新彊で発生した砂風による影響だと説明している。

   ・青海省で砂の「雪」吉林省長春、黄砂で薄暗い空