海外移住の国選び

黄砂は偏西風により日本にも大量に飛来します。近年の観測や研究から黄砂に汚染物質や中国が過去に行った核実験による放射能（放射性物質：死の灰）も含まれていることがわかっています。

さらに、金沢大の小林史尚准教授（環境生物工学）によって黄砂に付着する細菌などの微生物やカビが確認されています。

人への健康被害や農産・畜産業にも被害をもたらす黄砂

黄砂によって黄砂アレルギーの発症や花粉症、喘息、肺炎、高血圧の症状が悪化するなどの臨床報告のほか、呼吸器系疾患や心臓疾患などの循環器系疾患の悪化との因果関係なども指摘されています。

黄砂の被害は人だけではありません。農作物（麦）に被害をもたらす黒さび病、黄さび病などの病原菌が黄砂に付着して、日本の農作物に被害を生じさせることもあります。

さらに、黄砂は豚や牛、羊、ヤギなどの畜産動物に壊滅的な被害をもたらす口蹄疫ヴィールスとの関連を示唆する報告もあります。