新しい時代への突入

ベンジャミン氏 80%
    メキシコ湾での原油流出事故の真実

 ヨハネの黙示録の第8章に「海の三分の一が血になり、海の生物の三分の一が死ぬ」と書かれている。これは、メキシコ湾で起きている災害そのものを表しているのではないか。

 メキシコ湾での原油流出は、事故だと考えにくい点がいくつかある。まず、原油流出が起きる直前にチェイニー前米副大統領と深いつながりのある企業のハリバートン社(HALLIBURTON)がその油田でセメント接合作業を行っていた。

さらに4月初旬にハリバートン社が、世界有数の石油・天然ガス探鉱であるブーツアンドクーツ社(BOOTS&COOTS)を買収していた。

さらに事故が起きた油田の持ち主であるブリティッシュ・ペトロリアム社(BP)のヘイワードCEOが、事故発生の1ヵ月前に自身が保有するBP株の3分の1を売却していた。

そして、世界最大級の投資銀行であるゴールドマン・サックス(GS)も事故の少し前にGS社が保有するBP株の大部分を売っていた。

 ペンタゴンの関係者がその事故が起きた直後、僕に「その原油流出で18ヵ月以内に全世界の海が死ぬ」と連絡してきた。

 もともと欧米社会には3つの大きな流れがあった。1つは古代メシュール文明の教えを継ぐユダヤ教、2つ目はローマ帝国の教えを継ぐ、ローマ教会、そして3つ目はローマ教会に反発したプロテスタントなどのさまざまな宗派である。
この背景に沿って、欧米の裏権力の基本となる一神教を軸に、その裏勢力図を説明していく。

 このローマ貴族の家族のメンバーがローマ教とマフィア、マルタ騎士団を利用して米国の大部分を管理している。この名簿をみればわかるようにブッシュ一族やビル・クリントンなど、米国のエリート中のエリートが名を連ねている。

 また、トゥーレ協会やナチスに多大な影響力を及ぼしてきたブッシュ・ナチス一派は、明らかに“血族で結ばれたローマ貴族上がりのイルミナティ”という立場も持ち合わせている。ナチスも一枚岩ではないのだ。

彼らは、ナチスに上手く食い込んだが、血筋による支配という絶対的な思考を持っているため、ナチス内部ではMJ12と激しく対立している。

 ところが、青幇、赤幇をはじめとする中国とアジアに広がっている結社が立ち上がったことで、その世界運営体制が崩れ始めた。
そして、世界の金融資本の7割以上がアジアの手にある今、アジアが独自の判断でそのお金の使い道を決められるようになった。

これが想像を絶する結果をもたらすことになった。地球文明そのものの在り方が、変わり始めたのだ。
 外国勢力の日本への流入

 近代において最初に日本に外国勢力が入ってきたのは明治維新の頃だ。この頃から、日本はイングランド系の騎士団と深いつながりをもつようになる。

大英帝国は天敵であったロシア帝国と戦うための軍事基地として、日本を作り上げようと考え、日本の海軍を近代化させていった。

その後、日英同盟の関係から1906年に明治天皇が東アジアの国の元首として初めて大英帝国における最高勲章である“ガーター勲章”が授与された。
そして、ガーター騎士団に入団している。現在、今上天皇もその一員。しかし、第一次世界大戦の頃になると、大英帝国は日本に対して支配的になり、次第に大英帝国への日本の忠誠心は薄れていった。

 その頃から、トゥーレ協会とかかわりの深いドイツのテンプル騎士団イルミナティなどのエリートたちが、日本の軍人や政界・財界に盛んに働きかけ始めた。

これと同時期に、米連銀を乗っ取ったヴァチカンと悪魔教の連中もまた、日本に接触を始めた。つまり、2つのナチス勢力が日本に流れ込んだのだ。

 この流れで、日本とテンプル騎士団とドイツの陰のシンパだった米連銀のブッシュ・ナチス一派との間で、イングランド系を倒すための密約が交わされた。こうして日本は、第二次世界大戦でドイツとイタリアの軍事同盟に加盟することになる。

 しかし、第二次世界大戦ではイングランド系が勝利し、そのような戦いには至らなかった。

ただ、戦後の日本の管理権が、イングランド系から米連銀とヴァチカンと結託していたロックフェラーへと完全に移行していた。

戦後の岸派には、ロックフェラーの影響が明らかに見て取れる。現在では、中曽根康弘元首相が在日ロックフェラー派の長老になっている。

 ナチス勢力は、この時の敗戦を認めず、その後、アメリカをナチス国家にする秘密の計画を進め、ずっと機会を狙ってきた。01年の9・11テロ事件も、アメリカをファシズム国家にする計画の1つだった。

また、彼らの戦後の日本での行動は、日本をナチスの基地にするべく神戸にナチス日本の本部を秘密裏に設立し、日本の政・官・財・暴を支配する秘密部隊を作り上げていった。

そして、当時から多くの似非右翼が、この神戸にあるナチス本部から資金をもらっていた。近年、小泉純一郎元首相が日本で最も権限を持ち、ブッシュ・ナチス一派の代表である。

 しかし、ブッシュ一派がアメリカで優勢になると、暴力による脅しを武器に“ブラザ合意”や“金融ビックバン”を日本に押しつけてきた。

その後、日本はバブル経済の崩壊と“失われた10年”を経験し、最後に小泉・竹中のコンビが日本人の貯金の多くをブッシュ・ナチス一派に貢いでしまった。
 その流れが変わったのは06年にアジアの秘密結社が立ち上がった時だ。

結果的に彼らは、世界的にアメリカとナチスの支配を大きく後退させた。

そして南米・アフリカ・ロシア・イギリスなど、多くの国や地域が、欧米の闇の権力からの独立を果たした。