境界性パーソナリティ障害

 現代の家族における核家族化や少産化傾向、女性の就業率の上昇などから、子供の生育状況には情緒の起伏が減っています。
子供達は孤立して抑うつ的となり、虚無感に悩み、その空虚を埋めるため、ドラッグやセックス、過剰な刺激を求めます。
この変化は現代の哲学や芸術が明らかにしている現代人の自己断片化の危機(例えば1960年代に実在主義があらわにした存在の基盤の不安定さ)にも認められる特性です。

 子供時代の心理的虐待が原因の一つであるとする研究もあります。

身体的及び性的な虐待、無視、敵対的な葛藤、早くに親を亡くしたり、親と別れたりしたという小児期の生活歴がしばしば見られます。

持続的な愛着関係が維持されず外傷体験が繰り返されたため、安定した対人関係の形成が困難になっていたと想定されます。

 診断と症状 衝動性:他者への攻撃性、自己破壊的行為(自傷行為、自殺企図、大量服薬、リストカッティング)、摂食障害、アルコール・薬物乱用、性的逸脱など
 感情変化:気分の変わりやすさ、抑うつ症状、見捨てられ不安、無気力、空虚感と万能感、怒りなどのめがぐるしい変化

 精神的な症状:一時的

不安定な対人関係:理想化とこき下ろし

 虚言。作り話。不幸な生い立ちを語る。仮病。同情を誘う。

 自傷行為リストカット。周囲への当てつけ。気まぐれ。

操作しようとする。即行動化。見捨てられ不安。抑欝感情。

だだをこねれば自分の望み通りになると思っている幼児に似ている。

感情面の幼児。常識的な生活態度を学習させる。解釈よりも、経験的要素が重要である。

        ☆対応
1.根本的には母の水子の生れ変り 
2.従って母がお詫び日記書く
    3.母から讃嘆日記書く
    4.本人に大調和かける
  5.半月で治る