PMSとは
月経前になると、「イライラする」「気分が沈んでしまう」「からだの具合が悪くなる」というような症状は、女性の約80%の方が経験していると言われています。
このような、排卵から月経開始までの時期に現れる身体的・精神的不快な症状を総じて、月経前症候群(PMS)といいます。
黄体ホルモン(プロゲステロン)
妊娠をサポートするホルモンともいわれ、子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態に保ちます。
排卵後、卵巣に残った卵胞は、黄体と呼ばれる組織に変化し、そこから黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。
プロゲステロンには、からだに水分を保持したり、食欲を増進させる働きがあります。
(生理前に、むくみがおきたり、過食気味になるのは、このためです。)
この時期の女性は、身体的不調を感じ取り、精神的にも落ち着きがなくなります。
この時期は「悪女期」とも呼ばれます。
排卵後の卵巣に残った卵胞のEgヌク。
更に黄体ホルモンもぬく。