震災病「被災者が危ない!」

murakoujin2011-05-17


「青森から茨城にかけての沿岸部で管理されていた「PCB(ポリ塩化ビフェニル)」という有害物質を含む変圧器やコンデンサーなどの電気機器が、今回の津波で流出しています。

「PCBによって海が汚染され、生物に蓄積されていく可能性があります。生態系を広く汚染するでしょう。少量なら問題はないが、どのくらい流れ出たかが分かっていない。汚染された魚介類を食べれば、人体に蓄積される可能性があります。

 PCBもダイオキシン 

阪神・淡路大震災直後は、呼吸疾患で亡くなる方が非常に増えました。その原因は、倒壊した建物から巻き上げられた、大気中のアスベストを含む有害物質などを吸い込んだことだと考えられています。

断熱材や防音材などに使われるアスベストは、頭髪の5000分の1の細さで、大量に吸い込むと肺がんや中皮腫(2年生存率が20%とされる、肺にできる腫瘍)など、重い呼吸器疾患を引き起こすことが分かっています。