サーチュインとは? 

レスベラトロールの内容の中で頻繁に出てくる言葉に「サーチュイン」という言葉があります。さて、この「サーチュイン」とは何なんでしょう?SIRT1(サーチュイン)、Sir2(サーツー)をまとめてみました。

 サーチュインとは、NAD依存性脱アセチル化酵素群であり、体内で非常にじゅうような役割を担っている酵素群(たんぱく質)です。そのSIRT1(サーチュイン)やSir2(サーツー)、(哺乳類SIRT1では、酵母ではSir2)は、いわゆる長寿関連遺伝子と呼ばれています。

 最初に発見されたものは酵母のSir2(サーツー)です。ヒトのサーチュインは7種類(SIRT1〜SIRT7)知られており、ヒトのSIRT1(サーチュイン)は、酵母のSir2(サーツー)に高い相同性を示します。

 そして、このサーチュインは、食物不足など環境ストレス因子に応じて活性化され、細胞修復、エネルギー生産などに影響を与えることが分かっています。サーチュインは、生体機能の調整役として働いていると考えられています。