ヒスチジン脳内ヒスタミンダイエット食欲コントロール
快感に打ち勝つ!「脳内ヒスタミン」の脅威の力
食べる快感に負けないためには、いかにして、脳の「満腹中枢」を刺激するかにかかっており、最新の研究で明らかになったのは、満腹中枢は「脳内ヒスタミン」が多いほど強く刺激されるという驚きの事実です。
噛んだ刺激が脳内の結節乳頭核という部分に届き、ヒスタミンを量産させ、ヒスタミンが満腹中枢を刺激することで、満腹感が高まるという仕組みです。さらに、脳内のヒスタミンは内臓脂肪も減少させることもわかってきました。
医学が発見した食欲を抑える物質!
肥満治療の現場では、食欲を直接抑えるための研究が行われてきました。そして発見されたのが「ヒスタミン」という物質の食欲を抑える効果です。
脳の中にヒスタミンが増えると、食べる量が減り、ヒスタミンが減ると、食べる量が増えるのです。
ところが一方で、ヒスタミンは「鼻づまりやかゆみなどアレルギー症状を引き起こす」やっかいな物質です。さらに、血管脳関門と呼ばれるゲートを通ることができないため、脳内の細胞に届かず薬のようにヒスタミンを飲んでも無意味です。どうすればいいのか?
実は、「噛むという行為」がなんと脳の中だけでヒスタミンを増やすことがわかってきました。噛んだ刺激が脳内の結節乳頭核という部分に届き、ヒスタミンを量産させるのです。
そしてヒスタミンが満腹中枢を刺激することで、満腹感が高まるという仕組みです。さらにうれしいことには、脳内のヒスタミンは内臓脂肪も減少させることもわかってきました。昔から「よく噛みなさい」と言われてきましたが、噛むことには、直接満腹感を高めてくれるという効果があったのです。
その成分とは「ヒスチジン」アミノ酸の一種で、ヒスタミンの原料になります。ヒスチジンは血液脳関門を通過することができ、脳内でヒスタミンに変わるのです。ヒスチジンが多く含まれている食材は、まぐろ、かつお、ぶり、さば、さんまなどの青魚です。
咀嚼法とは?
噛む回数が多ければ多いほどいいというものではありません。一口ごとに30回ピッタリ噛んでから飲み込めたら○、それより多くても少なくても×を記録していきます。
☆脳之結節乳頭核のヒスタミン産生遺伝子に Eg入れまくる