『人為的に引き起こせる地震という米軍の新兵器』

・本土決戦を唱える日本に対し「戦意を喪失させるには地震津波攻撃」が有効手段であると、最後まで検討されていた。

・このことを裏付けるのが、ニュージーランドの外務省の情報公開法に基づき、1999年に公開した極秘外交文書である。

・「米政府は第二次大戦の末期から地震津波兵器の開発を進めてきた。ニュージーランドの沖合いで実施された津波爆弾『プロジェクト・シール』の実施では30メートルを超える津波の発生に成功。

・2005年4月に米国で公開された「地震を使った対日心理戦争計画」と題する米軍機密文書(1945年、CIAの前進である米戦略事務局OSSによって作成。)

・によれば、第二次大戦末期の1944年にカリフォルニア大学のバイヤリー教授を中心とする地震学者たちが総動員され、「日本近海のきどこの海底プレートに強力な爆弾を仕掛ければ、人工的に巨大な津波を起こせるかシュミレーションを繰り返した」という。

・ここでいう「強力な爆発物」とは、開発まもない「原爆」のことである。