セシウムが引き起こす「膀胱がん」福島の母乳、子供の尿は「要注意レベル」

地表汚染濃度とがん発生数は比例

ECRR(欧州放射線リスク委員会)が警告する「本当のリスクは600倍高い」

 「チェルノブイリ膀胱炎」に着目した背景には、国が設定する被曝線量の安全基準が実際の測定値を大幅に上回っており、楽観論が根強いことが挙げられる。政府は国際放射線防護委員会(ICRP)の見解を根拠としている。

 「欧州放射線リスク委員会(ECRR)」
 内部被曝の影響は、外部被曝の600倍に及ぶ。ICRPに20年間籍を置いたジャック・バランタイン博士は退職後、内部被曝のICRPの計算は900倍も過小評価していると証言しているのです。