新ベンチャー革命

1.脳裏に焼き付く“地震の次は何をお見舞いしましょうか”というB29のビラ 

毎年8月は広島・長崎の原爆慰霊祭、日航ジャンボ機墜落慰霊祭、そして日米太平洋戦争の終戦記念式典(敗戦記念日)および戦没者慰霊祭が行われます。

2011年8月はさらに、3.11大震災(原発事故含む)犠牲者の初盆を迎える特別な暑い8月です。いずれの事件でも多数の日本人の尊い命が失われています。

 この特別な時期の8月10日深夜にNHKが放映した『封印された大震災〜愛知・半田』という番組がネットでは大きな反響を呼んでいます。

なぜなら、同番組にて俳優の土屋嘉男氏が衝撃的証言を行ったからです。

それは1944年12月7日に起きた東南海地震に関連して、被災した同氏による証言、すなわち、『地震の数日後、B29の撒いたビラに“地震の次は何をお見舞いしましょうか”と書かれてあった。』という証言です。この証言は筆者を含め、多くの日本人を驚愕させたのは間違いありません。 95%

日米太平洋戦争前後の地震津波被害は東南海地震だけだったのか

 ネットで日本における地震による津波災害の歴史(注3)をみてみますと、東南海地震発生時期に起きた大地震は以下です。

⑴ 1944年12月7日、東南海地震(M7.9)、6〜8mの津波、死者・不明は1223人

⑵ 1945年1月13日、三河地震(M6.8)、1mの津波、死者・不明2306人

⑶ 1946年12月21日、南海地震(M8)、4〜6mの津波、死者・不明は1330人

米国は核爆弾を利用して人工地震や人工津波を起こす技術をもっているはず