サイバー兵器近未来の脅威村松 祐羽氏 フーチ 90%

サイバー兵器とはどのような兵器かをご存知ですか?私は北海道が厳しい寒さになっている冬に、よくハワイ島で過ごすのですが、そこでたまたまNHKを見ていると、それが驚きの報道番組だったのです。

2011年10月に、世界の関係者を驚かす事件が起きたのです。アメリカのペンタゴンNASAに「イランはイスラエルに戦いを仕掛けてはならない」と警告する、サイバー攻撃が発生しました。

このサイバー攻撃の恐ろしさは、国の威信をかけた最先端の技術情報や世界を左右する機密情報が記録されているシステムに侵入され、それが一瞬のうちに消されていることです。

さらに、その重要な機密データが盗まれているのに、その相手を捜し出すことがとても困難である、と言っています。
テレビ画面ではオバマ大統領が、「総力をあげてサイバー対策部隊を備えて対応している」とこたえていましたが、ニュースはさらに淡々と言うのです。「各国でどんなに最強な軍隊を備えても、このサイバー兵器を制する力をもった国が未来を制することになる。」「このテクノロジーは頭脳であり、いっさいのお金がかからない。軍隊が使えない。現在アメリカでは、CIAのなかでもかなりのプロ集団で攻撃に対応している。」

私が驚いたのは、一般市民が想像もつかない「サイバー戦争」の未来が、水面下の闇の中で、なんという恐ろしい速度で、間近に迫ってきているのか、ということだったのです。

人間に例えるなら、その頭脳が何者かに侵されてしまうわけで、そんなことが可能な、いわゆるパソコンの超オタク集団によってこれからも攻撃を受けつづけるとするなら、未来の世界はどうなってしまうのでしょうか?

私は早速、ネットで「サイバー兵器」を調べてみました。2012年1月の読売新聞の記事を読むと日本の対応がわかります。
防衛省が、サイバー攻撃を受けた際に攻撃経路を逆探知して攻撃元を突き止め、プログラムを無力化するウイルスを開発していることがわかった。」

「ネットワークセキュリテイ分析装置の研究試作』事業として発注し、富士通が1億7,850万円で落札。3年計画で、攻撃監視や分析の装置とともに、ウイルスの開発に着手した。」