化学物質で“精神障害”船瀬 俊介氏 フーチ 90%

     新築住宅で「キレる」「ムカつく」

「キレる」「ムカつく」…わたしの子どものころには、なかった言葉だ。具体的には「興奮しやすい」「怒りをコントロールできない」などなど。化学物質過敏症シックハウス症候群

 なにしろ日本の住宅には、少なくとも459種類の化学物質が使用されている。EU(ヨーロッパ連合)の報告でも、人類がこれまでに作り出した化学物質は約1500万種類。うち約10万種類が商品として出回っています。そして、毎日2000種類もの新規化学物質が生み出されているのです。

    400種類以上の合成化学物質が使用 

これら化学物質に共通するのは、原材料が石油だという点。つまり、現代文明を石油漬けにした“かれら”は、目のくらむ膨大な利益を手中にしていることになる。“かれら”とはいったい何者か?

 それは石油メジャーだ。メジャーとは巨大資本の意味。わかりやすくいえばロックフェラー財閥を筆頭とする超巨大資本の一族だ。さらに端的にいえばグローバリズムという名の新“帝国主義”の中枢である。

“かれら”はわれわれの生活、文化、産業を徹底的に石油製品漬けにすることで、まず驚嘆する独占利益をあげてきた。それだけではない。“かれら”は、今や“家畜”と化しつつある地球人類を自在にコントロールしようとしている。

問題児も食品添加物(ケミカル)の犠牲者だった

 自殺激増、犯罪激増の背景には向精神薬という名の“ドラッグ”氾濫があった。
環境ホルモンは脳も冒す

 化学物質の中でも神経・行動に深刻な影響を与えることが判明した物質が「内分泌系攪乱物質」だ(俗に「環境ホルモン=ホルモン攪乱」と呼ばれる)。