アナフィラキーショック


抗原抗体反応と呼ばれるアレルギー反応の一つです。

人体では免疫反応により、最初に刺されたとき抗原である蜂毒に対して抗体が出ます。この抗体が、次に刺されたときに、毒素(抗原)に反応してショック症状を起こすのがアナフィラキーショックです。

欧米ではピーナッツなど、食品によるショックが多いといわれます。

またラテックス、薬品などでも起きます。蜂毒の作用メカニズム詳細は不明ですが蛋白質系のアミン類、ペプチド類といわれる毒素に反応を起こした抗体の酵素(ホスホリパーゼ、プロテアーゼ)が細胞膜で作用してそのイオンチャネルを塞ぎ、ナトリウムの流入を阻止します。

したがって、ふぐ毒(参照0990海産毒素が世界を救う)と同様に血管系、呼吸器系が正常な作用をしなくなります。
☆インフルエンザワクチンがアナフィラキーショックを起す。

 今回で、一番懸念されているのが、新型インフルエンザワクチンによる、副作用です。一番懸念される副作用は、ギランバレー症候群。これは、以前亡くなった女優の大原麗子さんの病気です。

免疫に異常をきたす病気のようです。 

免疫力をあげるとか、免疫力を強化させる…という言葉に、癌患者さんは特に弱いですが、アレルギーだって、アナフィラキーショックだって、免疫が異常に強く働いて起こる症状です

 時に死に至ることもある症状。

免疫というものは、ただ、強化されれば良いというものではなく、諸刃の剣とも言えます。


  全細胞から抗核抗体抜く
   抗原の副作用抜く