21世紀の成功への性格変更

久瑠 あさ美氏+時空研

 人間の能力の90%以上が眠ったままだと言われています。つまり、あなたにはまだ90%以上の“可能性”が残されているのです。

「メンタル(心)」に秘められた無限の可能性を、人にもっと使うべきなのです。あなた自身が知らなかった、あなたの本当の姿に出逢うことができます。
 ☆実相 

潜在意識にアクセスするための三つのプロセス 

1.「want」原動力               
「〜したい」といった熱意や意志などの内的エネルギー

 2.「イマジネーション」創造性
   「想像」が「創造」を生む、生産的でオリジナルな発想力
 3.「マインド・ビューポイント」心の視点

    自分を高みに上げ、俯瞰して可視化する心の視野

 自らの人生をいかにして生きるかという意志の力こそが、潜在意識に在る「want」を呼び覚ます。自分がどう在りたいかの意思決定が、未来の自分の居場所を決めていくのです。他者や社会の「want」と結びつけていくこと。

心の自由をとり戻す 

人が苦しい状況になるのは、自分の「マインド・ビューポイント」、つまり心の視点を上げられず、感情の波に呑まれてしまうからだということを。
感情の波に呑まれると、感情のコントロールが利かなくなって思考と感情、そして言動がバラバラになってしまうのです。 ☆大調和

 それでは、未来にリアリティを持って、あなたが未来において達成したいと思っていることと、こうで在りたいという姿を思い浮かべてみてください。高揚感を覚えはじめるはずです。何よりも心が解放され、自由な状態になります。

     自信には根拠があってはならない 

人生において根拠などいりません。根拠とは過去に求めるものです。根拠を求めてしまえば、過ぎ去った過去に囚われ、これから来る未来に不安を感じ、立ち止まらざるを得なくなってしまうからです。過去の自分に囚われて、自分に限界を創り、守りに入る生き方では、決して未来を変えることはできないのです。

 自ら望む未来を心に強く思い描くことで、現在のあなたまでも、大きく飛躍させることができるのです。「こう在るべき自分」から「こう在りたい自分」になる。

   別人格になりきって「在りたい」を演じる

 彼女にとっての自己イメージはすでに、“できる人”になっています。それに値する人物としての「根拠なき自信」も生まれてきたのです。私と一緒に創りだしてきた、自分にとっても尊敬に値する人物像を、自らのものとして振る舞っていました。

過去の捉え方を変え、自己イメージを塗り替えることで、周囲も未来も変わっていきます。

 大切なことは、いかに過去に囚われず、未来の自分を信じられるか、こう在りたいというイメージを抱き、「イマジネーション」の限界を設けずに自分自身を捉えていけるかなのです。

    自分次第で未来は創ることができる 

私たちが思い描く未来の夢も現実化することができます。こう在りたいという望みを可能にするのは、私たちのマインド次第なのです。マインドは創ることができます。磨き創り上げることができるその心は、不可能を可能にするために我々自身に与えられているのです。
 
      動機を「have to」から「want」へシフトする

 鍵になってくるのは、人間の行動動機です。行動動機には、「私はこう在りたい」という内的動機「want」と、外から強いられて「しなければならない」という外的動機「have to」があります。そしてもう一つ、同じ「しなければならない」であっても、他人や組織からの要請ではなく、「こう在らねばならない」と自分で思い込んでいる動機「must」があります。

 そして、「やらなければならない」といった「have to」で仕事に向き合ってしまうと、あなたの中に眠っている残り90%以上の潜在意識を味方につけることはできません。

「have to」は、むしろ後ろ向きに作用しエネルギーを削いでしまうのです。自ら「成し遂げたい」「こう在りたい」といった将来的、希望的ビジョンを抱いていなければ、いくら進もうとしても進めないという事態を招いてしまいます。

 この成功体験とつながる潜在意識の中に在った自らの「want」を、具体的に言葉にして意識化できると、推進力となるエネルギーが湧いてきます。これが「have to」から「want」へマインドを転換させる第一歩です。

 別人格を演じる→演じられている自分の姿を確認→喜びを感じる→別人格の記憶が強化される→さらに別人格を演じたいと感じる→別人格を演じる…。このようなサイクルが繰り返されるたびに、ますますなりたい別人格が強化されていきます。

 未来に対するポジティブな思考は、過去や現在の物理的な制約から解放された、自由度の高い世界を描くことができます。何よりも「未来はこう在りたい」という「want」の原動力によって、ワクワクした高揚感とともに、潜在意識の自己発電装置が稼動しはじめるのです。

    潜在意識が驚異的なエネルギーを生む 

ビジョン設定をしたその先の未来をイメージすると、沸き起こる期待感や高揚感といった情動によって、潜在意識のおよそ90%以上が驚異的なエネルギーを生みだします。
 感情を持った私たち人間は、感情をコントロールできなければ多くの大切なものを失ってしまいます。