頚動脈洞

[自律神経系]より[求心性要素]

副交感神経系の求心性要素をなすものは,少なくとも舌咽神経,迷走神経,および骨盤内臓神経に含まれている。
舌咽神経に含まれるものは,舌咽神経の下神経節の内部に細胞体があり,末梢側突起(知覚性軸索)を頸動脈洞と頸動脈小体にまで送り,中枢側突起を延髄内の迷走神経背側核にまで届かせているような知覚性ニューロンである。このニューロンは,頸動脈洞における血管圧変化を感受し,頸動脈小体では血流中の化学的成分(酸素分圧,水素イオン濃度)変化を感受する。

☆頚動脈洞之血圧受容器之ウイルス菌化学物質ぬく

頸動脈洞の圧受容器は血圧を感知する

圧受容器は、圧力変化に反応する受容器の総称になります。皮膚の圧変化を感知する受容器、細胞外液量を感知する受容器、血圧変化を感知する受容器が存在します。

特に血圧変化を感知する受容器を指すことがあります。

 血圧変化を感知する受容器は頚動脈洞、大動脈弓、心房、心室に存在します。血圧変化を感知する受容器は短期における変化には応答するが、慢性的な変化にはほとんど反応しません。
これは長期的な変化では反応レベルが再設定されるためです。