消化管ポリポーシス[ショウカカンポリポーシス]
【英】polyposis of the alimentary tract
肉眼的に消化管粘膜より腸管腔内に突出した限局性隆起を⇨ポリープ*といい,これが消化管内に多発したものをポリポーシスpolyposisという.
炎症性のものと腫瘍性のものがあり,遺伝性の有無,消化管内での広がり方,消化管外の症状や組織像により分類される.
代表的なものとしては,⇨家族性大腸ポリポーシス*や⇨ポイツ・イェガー症候群*Peutz-Jeghers syndromeなどがあり,癌化の可能性が比較的高いことが知られている.