ミラーニューロンがあなたを救う!大嶋 信頼氏+時空研

 人の脳は無線LANのようにつながっている!流れてくる悪い情報(暗示)を遮断すれば、もっと幸せになれる!

 芸能人が占い師にはまっておかしなことになっているというニュースがありました。つながり社会的ネットワークの驚くべき力。肥満は伝染するという。

 クリスタキスらは“肥満も、性感染症も笑いもすべて伝染する”と、“社会学的”な現象から、人間がお互いに影響しあっていることを研究し、説明をしています。

 2000年になって、イタリアの脳科学者が「ミラーニューロン」を発見しました。相手の動作を見ている時、脳の中ではミラーニューロンを通じて相手の動作を自動的に真似ている、というのです。相手と同じ動きをしていないにもかかわらず、脳の中では自動的に相手の真似をしているのです。

 脳は無線LANのようにつながり、ミラーニューロンが自動的に緊張している相手の脳を真似てしまうので、自分では緊張をコントロールすることができないのでおす。脳の中で“相手”の緊張の真似をして緊張しているので、“相手”が緊張感から解放されない限り、自分ではどうすることもできないのです。

 自分を変える方法の一つである「相手を褒めて相手の自分に対する印象を変える」という方法も、相手の脳の中の自分のイメージを変えれば、それをミラーニューロンが真似るので、補正された自分の姿になって自動的に自分が変わる、ということになります。

人はイメージによって作られている 怒りを感じて、勝手なイメージを作り出す人から離れていくと、そこには恐れていた孤独は存在しませんでした。怒りで切り離していけばいくほど、自分のやれることが増えて自分の本当の姿が見えてくるのです。相手のイメージを変えれば自分が楽になる。

人のイメージを決定する「暗示」の効力。     呪いの暗示を解けば自分が変わる
☆呪いの浄化ぬく 周囲の人々の


 脳を呪いの暗示から解き放つ。尊敬できるひとを真似る。自己暗示にかけて呪いの暗示から解放される。自分で選んだ人の真似をして呪いの暗示を解く。「あの人だったらどうするだろう?」
と考えてみること。

 でも、この私の苦しみは全て私のものではなくて、私に呪いの暗示を入れる人たちの暗示だったのです。私は呪いの暗示をかける人たちから「お前は駄目な人間」という暗示を入れられて、見事にそれを演じ続けさせられていたのです。

「お前はみんなから嫌われる」、「何ごとも完成させられないだらしない人間」とも暗示を入れられていました。私は、暗示に掛かっているなんて知らなかったので、「私はだらしない人間」と信じて疑わなかったのです。

 脳のネットワークグループというものが存在します。それは蟻の研究から始まったもので、働いている蟻のストレスを働いていない蟻が処理をする、というものです。

 人間でも、両親がバリバリ仕事をしていると、両親のストレスを子供が請け負うことになって、子供がストレスで動けなくなり引きこもりになります。