関節リウマチ

カギは「サイトカインの嵐」

関節リウマチはなぜ起こるのか?そこには…

わたしたちの体を守る免疫が大きく関わっているんです。

ウイルスや細菌が侵入すると、免疫細胞が「外敵」と判断、「サイトカイン」という物質を放出します。サイトカインは、ほかの免疫細胞を呼び寄せる、いわば「伝令役」。サイトカインの知らせを受けた免疫細胞が、敵を攻撃することで、私たちの体は健康に保たれているんです。

ところが…関節リウマチになると、なぜか、免疫細胞が誤って、自分の関節を敵と判断。サイトカインを放出し、関節を攻撃してしまうんです。

こうして起こるのが、関節を包む滑膜の炎症「潤膜炎」。

ウイルスや細菌と違い、攻撃を受けても関節はもちろんなくなることはありません。

すると、免疫細胞は攻撃をさらに強めようとサイトカインを急増させます。いわば「サイトカインの嵐」状態。こうなると、攻撃は骨にまで及び、骨が破壊されてしまうんです。