汚染水 

解決の糸口が見えない汚染水問題。タンク付近の井戸から検出されたトリチウムは5日間で36倍、ストロンチウムなどベータ線放射線物質は10日間で8倍に上昇、政府はトリチウム除去に有効策が見い出せず技術を国際公募することに決定した。

技術、国際公募へ

政府がトリチウム除去で有効策なし

東京電力福島第一原発で高濃度汚染水が漏れた問題を受け、政府の汚染水処理対策委員会は13日、汚染水からの大量のトリチウム三重水素)除去などは現時点で有効な対策が見当たらないとし、技術を国際公募することを決めた。

国内外の英知を結集するための専門チームを新設し、政府が11月までにまとめる汚染水の追加対策に反映させたい考えだ。