過活動膀胱

 普通、健康な人は400〜500mlの尿をためることができますが、過活動膀胱では、100ml前後の尿がたまると膀胱が収縮し尿意をもよおしがまんできなくなります。

過活動膀胱は、膀胱が尿でいっぱいになる前に、膀胱が自分の意思に反して、勝手に収縮し尿失禁(尿をもらしてしまうこと)をおこすと考えられています。

過活動膀胱の症状は尿意切迫感(突然のき尿意を感じ、がまんできなくなる)、頻尿、切迫性尿失禁です。

治療法
 膀胱の収縮を阻止し、神経に働く、抗コリン剤

 過活動膀胱の治療に使われる抗コリン剤は口が渇く、尿が出にくくなる、便秘、発汗などの症状がみられることもあるが、なかでも過活動膀胱治療のために開発された薬である酒石酸トルテロジンは、こうした副作用が少ない薬として注目されている。

尿道括約筋
副交感神経 にEg入れてアセチルコリンをぬく
排尿中枢