酸欠人間の原因と改善法

酸素を補給すれば体に増やせるけれど、当然その分お金がかかってしまいますよね。でも、お金をかけずとも酸素を体に増やし、酸欠体質を改善できる方法があったんです。

知ってましたか?吸った酸素はおよそ30%しか体内に摂り込まれず、残り70%は吐き出しているという事。
つまり体内に吸収される酸素が30%を、切った場合、それが酸欠体質。

そこで検証、酸欠体質の人と正常な人で、吸収された酸素量をチェック。みな、肺活量はほぼ同じ。
すると、正常な人はやはり30%程度摂取り込んでいたのに対し。
酸欠体質の人はみな20%以下。きちんと酸素を体内に摂り込んでいなかったのです。

同じ空気を吸っているのに、なぜ摂り込む酸素の量が違うのでしょうか?
実は酸素を全身に配る赤血球が、摂り込む酸素量に関係していたのです。

それぞれの赤血球を調べてみると。

酸素を摂り込む量が正常な人は、きれいな丸い形をしています。
でも、酸欠体質の人は、赤血球の形がいびつ、中にはアメーバーのように崩れてしまっているものも。一体なぜ?
「赤血球が変形しているのは、その成分であるヘモグロビンが少ないからです。」

赤血球はヘモグロビンというタンパク質で構成されています。


ヘモグロビンは肺の血管で一個一個が酸素をキャッチ、全身の細胞へ向け酸素を運んでいるんです。

しかし赤血球は、ヘモグロビンの数が少ないと、ギザギザになったり、真ん中がへこんだりと変形、酸素とくっつく力が衰えてしまいます。
そのため酸素を吸っても身体に、摂り込める量が減ってしまい、酸欠体質になってしまうのです。
ではなぜ、ヘモグロビンの数が少なくなったりするのか?

その原因が鉄分不足。

ヘモグロビンの原材料は鉄分。つまりヘモグロビンの数を増やすには鉄分を摂るのが一番なのです。でも鉄分が多い、ひじき、プルーン、ほうれん草などを食べても不充分。

一口に鉄分と言っても、「ヘム鉄」という成分でなければ、ヘモグロビンにはなりにくいのです。

ヘム鉄とは動物性の食品に含まれる鉄分。レバー、しじみ、あさりなどに豊富に含まれますがどのくらい食べればいいのかということ。