崩れ落ちる「総中流れ」

職場と会社の変化は、そこで働く社員の人生をも変える。

業績不振の電機業界では大規模なリストラが相次ぎ、残った社員も「次はオレか」と恐れおののく。
給与カットやリストラ、税負担の増大で中間層は青息吐息。

「一億層中流」と言われた日本も二極化が進行しつつある。

ビジネスパーソンの雇用と生活はどうなってしまうのか。

その未来にケーススタディとデータで迫った。

業界問わず進む機械化
仕事はここまで減る

長年手作業で続けられてきた「職人技術」が急速に姿を消しつつある。ロポット工学の発展を追い風に、業界を問わず自動化がすすんでいるためだ。

このままでは今後数十年で既存の仕事の多くが削減しかねない。

自動化される“吉野家の礎”

物流倉庫を走り回るロボ